妹さえいればいい。 7 (★★★★☆)

ついに付き合うことになった羽島伊月と可児那由多。恋も仕事も充実して、ますますリア充真っ盛りとなる2人。そんな2人の交際をきっかけに、羽島千尋、白川京、不破春斗、それから何故か大野アシュリーの心境にも変化が訪れるのだった。千尋の前には新たなライバルが出現し、春斗は彼を慕う新人作家(巨乳)・相生初に熱いアプローチを受ける。近づいてくるクリスマスの足音。変わりゆくもの、変わらないもの。大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第7弾!作家や税理士や女子大生たちの、新たな物語が幕を開ける―。
伊月と那由多が付き合うことにより少しずつ変化していく人間関係。那由多にきちんと「おめでとう」が言える京はやっぱり良い子だなと。ラブラブな二人ですが、ここで千尋が妹であるという爆弾を投下したらどうなるのか。させっくすが頭から離れない…、さすが那由多だけあって変態度全開で伊月がドン引きなのには笑いました。
後半は表紙の3人組がメインの話。幽のパワフルさに海津がタジタジなのが新鮮でした。アニメ化して有名になるにつれて増えていく誹謗中傷、それでも最後まで作品を終わらせた幽のラノベへの愛にジーンときた。やはりこういう展開は作者の思いが反映されている部分もあるのかな。この3人の関係が好きです。そしてアニメ化おめでとうございます。