ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(★★★★☆)

「バッキャロウ!こういう人気作は、発売日に買いたくねえんだって。俺より売れてる作家の初動に貢献したくないの!」アニメが爆死した、意識高い系ラノベ作家・神陽太の年収は2500万円。アニメがコケてもこれぐらい稼ぐことはできるが、この業界では全然たいしたことはない。上には本当に上がいる。そんなシビアな業界で陽太は“プロ”らしい日常を心がけるが―税金対策として雇った幼馴染み・希月結麻はラノベ知識ゼロ。後輩作家のJKとJCの才能には焦らされ、担当編集からはダメだしの嵐…。それでも野望達成のため、今日も執筆で金を稼ぎ続ける!望公太が贈る『日常系』のハイエンド登場!!
ラノベ作家が主人公でお仕事ネタと恋愛ネタで半々といったところ。陽太が仕事に対してストイックで応援したくなる。確かに後輩より売り上げが下だと落ち込むし嫉妬するよなぁ、メンタル的にも強くないとやっていけなそう。幼馴染の結麻はすでに奥さんみたいな立ち位置(笑)最後の陽太の真っ直ぐな告白に結麻がどう答えるか楽しみ。でも思った以上に展開が早かったな〜。
エルのキャラが特に強烈。この厨二病っぷりは著者の他作品の主人公を思い出す(笑)陽太とエルの厨二病トーク面白かった。藤川さんが陽太を慕っている理由も地味に気になります。続きはでるよね…?