- 作者: 柴田勝家
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/01/19
- メディア: 文庫
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幽霊の怨念による犯罪が存在し、科学的に立証されている世界での話。オカルト+科学の二刀流で刑事物。なかなか面白かったです。皆キャラが濃いですね〜。田舎出身で直感で動くタイプの御陵と真面目な優等生タイプの音名井のコンビも好みでした。予感はしたけど音名井のアイドル好きネタはウケた。最初は距離のあった二人が段々と信頼し合っていく過程が微笑ましかった。
奏歌の正体が最後まであやふやだったので真相には納得。でも美野がとても優しい子だっただけにあの子があんな目にあってしまったことだけは許せない。アイドルは孤独、っていってたけどそれでもアイドルであり続けようとするんだからすごいよな。もしシリーズ化するなら続きも読んでみたいです。