妹さえいればいい。 6(★★★★☆)

告白ひとつで人間関係が一変してしまうほど、彼ら彼女らは子供ではない。けれども、心は確実に変化する。心の変化は物語に新たな潮流を作り出し、登場人物たちを否応なく巻き込んでいく。それとは関係なく、アニメ化という荒波もまた伊月を容赦なく押し流す。さらにはGF文庫にも、新しい作家たちが登場する。新展開、新人、新しい仕事、新しい日常。それはそうとぷりけつは相変わらず千年に一人のケツを持つ少女を追い求めていた。そんな彼にも大きな変化が…!?同じようで変わりゆく、青春ラブコメ群像劇第6弾!!
正に那由多が本気を出し始めた巻でした。京と那由多の関係は三角関係が出てくる話の中では理想的な関係ですね。京はまだ伊月を諦めていないようですが、最後の最後であの展開だからなぁ…。そして京にふられた春斗もなんか大変なことになってる(笑)気苦労キャラが板についてきてしまってますね。新人賞の受賞者たちのキャラも強烈な人ばかりなので今後どういった形でストーリーに絡んでくるか楽しみです。
千尋とぷりけつの関係もどうなっていくのでしょうか。最後でようやく伊月と那由多が結ばれましたが、千尋という爆弾が残っている以上どうなるか予測不能ですね。個人的には千尋とそういう関係になってもアリですけど。次回も楽しみにしています。