
- 作者: 橘ユマ,米山舞
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/12/24
- メディア: 文庫
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キャラの濃さとユニークな設定に惹かれて一気に読了。最初はただの空巣カップルの痴話喧嘩から始まり、話が段々と大きくなっていくにつれて頭がこんがらがってしまいました。実はあいつが死んでなくて、あいつとあいつが同一人物で…といった具合に自分なりにストーリーを整理しながら読みましたが、私の頭が残念なせいで全て理解できたとは思えない…。
個人的に好きなキャラは篠原さんでした。殺し屋ばかりの中で数少ない一般人だった篠原がうさぎ強盗と共闘していくうちに段々と狂気を抱えるようになるのがなんともいえない。うさぎ強盗に殺されなかったのも梶の言う通り悪党に愛される質だからだろうなぁ。嫌なスキルだ(笑)そしてうさぎ強盗が日名子を助けた理由には呆れたよ。