廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門(★★★☆☆)

廃校に住む謎多き生物学者・片倉信也のもとに持ち込まれた「廃墟の殺人鬼」の目撃情報。その殺人鬼の正体とは…というお話。
殺人鬼の正体はあっさり過ぎて帯であおり過ぎのような…。圭太の母親の自分勝手な態度に苛ついた。板挟みになって大変な圭太の気持ちも理解できるけど母親寄りの考え方しかしてないし、母親の態度が「傲慢」だってわかってるなら次郎との距離をおくとかもう少し考えれば良かったのに。まぁ、小学生にそこまで求めるのは酷なのかもしれませんが。
片倉が学会から離れた理由は研究発表を素晴らしいものにするために観察対象である動物を殺したいと思ってしまったから。動物を愛する片倉だからこそ自分の中の欲求が怖くて…ということなのかもしれませんが、研究者ならそこら辺は折り合いをつけないと前に進めないので早く本復帰してほしいですね。せっかく結衣という優秀な助手も手に入れたんだし。結衣みたいなガッツのある女性は好感がもてます、サイの死体を処理できるなんてすごい。