大正箱娘 見習い記者と謎解き姫(★★★☆☆)

新米の新聞記者・英田紺は自分の元へ届いた手紙に記された事件を解決するために、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館を訪れるが…というお話。
表紙の鮮やかな色使いが綺麗。わかっていたけど紺はやっぱり女の子だった。舞台は大正で男尊女卑が根強かった時代。大切な妹を不幸な結婚で亡くしてしまったことから、強くいようと努力する紺。紺は頑張りすぎなところがあるので、うららのように手を差し伸べてくれる存在は必要だと思います。
しかしうららについては謎だらけ。箱屋敷に閉じ込められているといっても過言ではなくて、しかも軍部とも関わりがあるようできな臭い。いつか紺が閉じ込められているうららを自由にしてあげる日がくるのでしょうか。
スミの生き方は理解できない。続きを出すことも決まっているようなのでとりあえず追いかけるつもりです。