異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景(★★★★☆)

シリーズ三冊目。今回の一番の動きは千景のお父さんが登場したことでしょうか。過去に両親から拒絶された千景にとっては辛い事件になりましたが、透磨たちの力をかりながらなんとか解決。登場したといっても名前のみだったので父親が庭園に残した真意はわかりかねますが、千景がイカロスのように墜落しなくて良かった。今後は表だって登場してくるのかな?
千景と透磨の関係は相変わらず、お互い大切に思っているけど一歩踏み出せない様子。透磨にしてみれば忘れられたことは仕方ないと理解しつつも割りきれない感じ。このじれったい状態がいつまで続くのやら。カゲロウさんが知らぬ間に出てたみたいだけどいったい誰だったんだろう。今回も面白かったので続きをお待ちしています。