されど僕らの幕は上がる。Scene.1 (★★★★☆)

白身魚さんのイラストにつられて購入、結構面白かった。テラ○的な感じで7人の若い男女が共同生活をしてそこで起こる青春を番組として放送するという内容。主人公・涼太は一般人枠としてシェアハウスに出演することになる。皆と仲良くしたいと思っていたが番組での様子はあくまで演技であり、まとまりがない上に自分勝手な性格の人ばかり。ひなたはともかく、年長者な上に役に立たない龍之介にはいらっときた。皆それぞれの目的があって番組に出ているわけで青春ごっこをしにきたわけじゃないだろうけど、だからといってひなたの涼太への態度は酷いよね vVせっかくいい子だった琴の退場は残念だけど琴が一歩踏み出せたようで何より、後半の琴に関しての涼太はヒーローみたいでした。
そしてミステリーっぽい要素もあるようで、番組に出ているメンバーの共通点は数年前に起きた新幹線爆破事件に何らかの形で関係していること。この番組を作った多々良さんがいう「あの子」が誰なのかも気になる。取り合えず次も読みます。