公女殿下の家庭教師5 雷狼の妹君と王国動乱(★★★★☆)

公女殿下の家庭教師5 雷狼の妹君と王国動乱 (富士見ファンタジア文庫)
■あらすじ
夏休みも後半戦へ。ジェラルド元王子による謀反の一件を受け、療養中のアレンは、「兄は妹を甘やかさないといけません!」―ベッタリなカレンと兄妹水入らずの時間を過ごしていた。一方、それぞれの実家へと帰省したティナたちもまた、アレンという家庭教師との出会いがもたらした日々を振り返りながら、残りの夏休みを家族団らんで満喫していた。しかし、そんな穏やかな日々は、すべて嵐の前の静けさだった―!?東都が戦火に包まれる時、無自覚規格外な教師が世界を救う魔法革命ファンタジー―王国動乱編の幕が上がる!

■感想
シリーズ5冊目。今回はカレンがメイン。前半はアレン達が兄妹水入らずでまったりしたり、他のヒロインズも実家でゆっくり過ごしているところを後半からいきなりシリアスな展開に。リディヤはアレンがいないと本当に弱くなるね、ステラは新キャラとフラグ立ってるけどアレン一筋で可愛らしい。
例え認めてもらえなくても仲間を助けるために死地へと行くアレンの背中が格好いい、これはヒロインズが惚れるわけだ。リチャードも良い男ですね。カレンもリディヤと同じくやっとアレンが肩を並べて一緒に戦えるパートナーだと認識したみたいなのでこれからの活躍に期待。大丈夫だとは思いますが皆無事で帰ってきてくれ。