公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます(★★★★☆)

「浮遊魔法をあんな簡単に使う人を初めて見ました」「簡単ですから。みんなやろうとしないだけです」社会の基準では測れない規格外の魔法技術を持ちながらも謙虚に生きる青年アレンが、恩師の頼みで家庭教師として指導することになったのは『魔法が使えない』公女殿下ティナ。誰もが諦めた少女の可能性を見捨てないアレンが教えるのは―「僕はこう考えます。魔法は人が魔力を操っているのではなく、精霊が力を貸してくれているだけのものだと」常識を破壊する魔法授業。導きの果て、ティナに封じられた謎をアレンが解き明かすとき、世界を革命し得る教師と生徒の伝説が始まる!第3回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門大賞受賞。

魔法が使えない公女殿下の家庭教師をすることになった青年の話。文章が読みづらい部分もありましたが、ストーリー自体は好みでした。アレンをめぐって対抗し合うティナとエリーが可愛い。アレンのキャラならすんなりモテても納得できるかな。頭撫でてアピールが多い…。唯我独尊な幼馴染は次回から本格的に登場のようで楽しみです。
アレンの「他人と自分の魔力を繋ぐことができる」は汎用性が高そうな能力。故にアレンが野心家だったら今頃出世コースだったろうに。ティナもエリーも優秀なようなので学園生活では無双するのかしら。来月に早くも続きが発売するようなので買ってみたいと思います。