幼なじみが絶対に負けないラブコメ2(★★★★☆)

幼なじみが絶対に負けないラブコメ2 (電撃文庫)
◼あらすじ
幼なじみの黒羽に告白し、見事玉砕した俺。死にたい。フラれるってこんなに辛かったのか…っていうか、あそこまでいったら普通OKするだろ!笑顔で「ヤダ!」ってなんだよ!マジで女子の気持ちわかんねー。でもまてよ、白草は俺のことが好きなんだよな…今ならイケる…?のか…いやいやいや、ダメでしょ。もしまたフラれたらと思うと怖すぎるし。そんなモヤモヤ爆発の俺のもとに、子役時代の後輩にして理想の妹、桃坂真理愛が襲来!玄関開けたら1秒で「おかえりなさいお兄ちゃん!!」っていったいどこのラブコメだよ!?末晴に芸能界復帰の話が持ち上がり、ヒロインたちの思惑が交差する、先の読めないヒロインレース第2弾!

◼感想
シリーズ2冊目。前回の告白で黒羽からフラれたことを引きずっている末晴、末晴のサル化が地味に面白い(笑)恋愛に関しては不利になるかと思いきや策士の黒羽は最終的には自分が有利な状況に追い込むことに成功、凄いと思うけど記憶喪失はやり過ぎでは…?白草は仕事モードだったので残念なことに一歩遅れをとることに。
末晴の子役時代の妹分・真理愛は芯がしっかりしていて末晴への憧れと尊敬の想いが感じられて裏表が激しいけど嫌いにはなれないキャラ。裏で自分の目的を遂行しようとする哲彦、最終的に末晴が良しとするならいいけどね。群青同盟が末晴にどういう影響を与えるのか注目です。