14歳とイラストレーター7(★★★★☆)

◼あらすじ
「せんせ、あたしとVチューバーやろ?返事はYESだけ♪」イラストレーターを目指す乃ノ香の好敵手になるかと思いきや、海老名水織は謎の行動に出る。バ美肉ってなんだ―と首をかしげる悠斗だった。一方、倉山錦は会社が倒産!?白砂は連絡途絶なマリィの自宅を訪ね、そこである重大事に気付き!?さらに、ナスに忍び寄る新たな影が…悠斗は今度こそ、彼女の恋人を演じきれるのか!?超過密日程なのに意外と遊んでて大丈夫なのか!?希望と現実、そして欲望に振り回される、イラストレーターのガチな日常を大公開な、第7弾!

◼感想
シリーズ7冊目。今回は水織メインでしたが、白砂とマリィやナスのエピソードも挟みつつで安定した面白さでした。個人的に「バ美肉」という言葉が初聞きでした、悠コが地味に可愛い。水織の誘惑にも揺れずにあくまでイラストレーターとして接する悠斗の真面目さが好きです。生意気なようでいてたまに弱さもみせる水織の可愛らしい部分もみれて満足。ハーレム要員がまた一人増えましたね、モミジみたいな子は好きになれないな…。
最後の様子からすると乃ノ花はスランプみたいですが、次回挽回してくれるといいな。ナスのストーカーホイホイは相手の勝手な勘違いにより終了。今回も仕事で忙しい上に周囲の人間の問題に首を突っ込んでいる悠斗の身体が心配です。次回も楽しみです。