ようこそ実力至上主義の教室へ11(★★★★☆)

◼あらすじ
初めて出た退学者の衝撃冷めやらぬ中、1年最後の特別試験『選抜種目試験』がついに告知された。内容は総合力が問われるもので各クラスは筆記試験、将棋、トランプ、野球等、勝てると思う種目を10種選抜。本番では1クラスを相手に、ランダムに選択された7種の種目で争うというものだ。また各クラスには1名司令塔が存在し、勝てば特別な報酬が得られるが負ければ退学となるらしい。綾小路は自ら司令塔に立候補。そして坂柳が望んだ通り、AクラスとCクラスとの試験対決が決定する。「だが私は楽しみになったぞ綾小路。これでやっと、おまえの実力を見られるんだからな」綾小路VS坂柳の激戦必至の一騎打ち始まる!

◼感想
シリーズ11冊目。1年最後の特別試験による綾小路VS坂柳の一騎討ちがメイン、坂柳がメインヒロインっぽくて可愛かった!最後に2人で一緒に仲良く帰る場面が微笑ましい。せっかくの勝負があいつのせいで台無しになったのは残念ですが…。堀北の成長スピードも頼もしい、ヒロインというよりは相棒のポジションがしっくりきます。
恵にも見せ場があったし、平田も復活して良かった。櫛田のイラストがある意味凄い(笑)なんたかんだいいつつ龍園も綾小路に触発されて動き出しましたし、2年生編も波瀾万丈な予感。綾小路にはぜひ月城をぶちのめしてほしい。続きが楽しみです。