ロクでなし魔術講師と禁忌教典14(★★★★☆)

◼あらすじ
リィエルの一件を乗り込え、ようやく訪れた平穏。女王陛下の尽力により数十年ぶりに開催されることになった魔術祭典に、アルザーノ帝国魔術学院、聖リリィ魔術女学院、クライトス魔術学院―アルザーノ帝国の各地から有力生徒たちが結集する。「世界の大舞台で魔術の腕を競い合ったお祖父様が見たという光景を、この眼で見たいんです!」その中には、もちろんシスティーナの姿もあり―。帝国代表の覇を競う中、因縁の少女・エレン=クライトスと再会することになるのだが…。選抜会に潜む卑劣な陰謀、そして失われゆく自分たちの未来を解放するため、システィーナは天高く飛翔する!

◼感想
シリーズ14冊目。今回はシスティーナ大活躍!の巻でした。最初はピンチになっても泣いてるだけだったあの子がこんなに成長するとは…!グレンを厚く信頼し、闘いで共闘する場面は熱い展開でした。エレンの境遇は辛いよな…、でも最後に精一杯頑張る彼女の姿をみて安心しました。
一週間を何度もループしていく中でイヴが死んでしまう場面は何か心の中で叫んでた。システィーナの次にヒロインぽかった、グレンに伝えたいことが気になる。そしてナムルスの正体も少しずつ分かってきた様子、物語も大きく動き出しそうで次回が楽しみです。