神域のカンピオーネス 3 黄泉比良坂(★★★★☆)

北欧神話の世界から帰還した蓮たち一行は、梨於奈との婚約話を進めるため日本の魔術組織「神祇院」の本拠地・京都を訪れていた。梨於奈の妹・芙実花も登場し、将来の家族と仲を深めていく蓮。だが京都に新たな空間歪曲が発生し神話の世界と繋がってしまう!!サンクチュアリ・黄泉比良坂―日本神話の世界を瞬く間に滅ぼした女神イザナミは日本へ侵攻、黄泉醜女と呼ばれる凶悪なゾンビたちで関西地方は溢れかえってしまう。未曾有の危機に為す術のない神祇院は、唯一神に対抗できうる“神殺し”六波羅蓮に日本を託すのだった…!女神イザナミ、英雄スサノオ、八岐大蛇…日本を舞台に新たなる神話級バトルの幕が上がる!!

シリーズ3冊目、蓮たちは梨於奈との婚約話を進める為に神祇院の本拠地である京都へ向かうことに。今回の敵は日本神話の女神・イザナミスサノオたち、アテナの介入もあって戦いが余計に大変になっています。普段から自信に溢れる発言をしているだけあって梨於奈の力は日本では圧倒的な様子。そんな梨於奈とは対照的に妹の芙実花は引込み思案、玉依姫としては優秀なようなので今後の活躍に期待してます。
蓮のモテっぷりは相変わらず、一時的だけ大人になったステラにも迫られてるし。そういえばステラは人妻だったけ…。そして最後はアポロンが何か企んでいるようで、カサンドラがさらわれてしまいます。続きが楽しみです。