妹さえいればいい。 10(★★★★☆)

ついに千尋の抱えていた大きな秘密が、伊月たちの知るところとなってしまった。千尋から事情を聞かされ、表向きはそれを喜んで受け容れた伊月は、これまでどおり那由多とイチャイチャしたり、千尋を可愛がったりして、妹がいる生活を満喫する。『妹すべ』のアニメも好評を博し、招待された台湾のイベントでちやほやされるなど、売れっ子作家としても満たされた日々を送る伊月だったが…?一方、重荷から解放された千尋にも、新たな物語が始まろうとしていた―。大人気青春ラブコメ群像劇、運命の第10弾登場!!

シリーズ10冊目、前回の千尋の爆弾発言からどうなるかと思いきや結構普通に受入れられていて拍子抜け。でも最後に更なる大きな爆弾が仕掛けられていたのはさすが。アニメもイベントも成功して順風満帆だっただけに大きな落し穴でした。果たして伊月はそこから立ち直れるのか。
そして千尋の恋の行方も気になるところ、春斗モテるなぁ。確かに優しいし真面目だしでいい男だよね、相生さんが離脱したのは残念だけど。千尋と春斗だったら性格的に相性良さそう。アシェリーさんと海津さんの仲も進展してほしい(笑)