-インフィニット・デンドログラム- 6.(★★★★☆)

大学の始業までの間思いっきり遊ぶことを決めたレイは、ルークやマリーと共に海へ行く約束をしてゲーム内の宿屋で仮眠をとった。そして目が覚めた彼の前に現れたのは見知らぬ天井。レイは、王国最大の宗教クラン・“月世の会”に拉致されていた!!現実でも宗教組織のトップに君臨し、王国最後の“超級”であり、実は大学の先輩でもあった月夜の目的とは―。「うちは、“女教皇”扶桑月夜。“月世の会”のオーナーや―よろしゅう」

新章スタート。前から名前だけ出てきた 扶桑月夜に拉致され、あげくのはてにリアルで大学が一緒というレイの不運さには苦笑するしかない。月夜に付き従う暗殺王もちょっとお茶目で魅力的なキャラ。ちらっとレイの姉の話が出てきましたが、到底人間とは思えない(笑)常識人の藤林先輩は本当はもっと強いのかな?レイの言う通り普段は冷静沈着な人が照れているところってギャップがあって可愛いよね。
そしてネメシスの恋心に動揺する様子が微笑ましい。ゲームの世界で子作りは可能か、とか割りと生々しい話にも突っ込んでますね。そもそもこのゲームの構造自体が謎だし、ネメシスの恋は前途多難だなぁ。次回も楽しみです。