ようこそ実力至上主義の教室へ7.5(★★★★☆)

過去の呪縛から救ってくれた綾小路のことを意識するようになってしまった軽井沢恵。そんな彼女に、友人の佐藤麻耶から綾小路とのクリスマスデートについて相談が持ちかけられる。さらに同時に綾小路からも、佐藤について知っていることを教えて欲しい、と軽井沢に連絡が!?綾小路の行動は純粋な異性への興味のためのものなのか、それとも佐藤を利用するためのものなのか。「あーもう!何なのよあいつはあ!」クリスマス目前、軽井沢のモヤモヤは止まらない。一方、綾小路は新学期に向けて複数の人物と接触。一之瀬帆波のウィークポイント、新生徒会長・南雲雅の抱える闇、新たな情報は今後の波乱を予期させるもので―!?

軽井沢の圧倒的なヒロイン力が凄かった。佐藤さんとか愛里とかも頑張ってはいるんだけど軽井沢のスペックには敵わない。今後対立するであろう生徒会長との問題も取り上げつつ、佐藤の恋路を応援することになってしまった軽井沢の葛藤も描いていていつもよりラブコメ要素多目でした。
最後の軽井沢が綾小路から下の名前で呼び捨てされた時の動揺っぷりが可愛い。でもあくまで綾小路は問題を解決するための優秀なパートナーとして軽井沢を必要としているわけで、そこら辺の温度差が寂しいですね。せめてもの救いは綾小路が「その時は友人、いやそれ以上の存在として変わっていける気がする」と独白していること。次回も楽しみです。