時をかける眼鏡 華燭の典と妖精の涙(★★★★☆)

かつての宗主国アングレから、国王の同意がなければジョアンとヴィクトリアの結婚を認めないとの通告が入った。ロデリックは、キャスリーンお披露目の舞踏会にアングレ特使を招待し、その席で言質わとろうと一計を案じる。が、キャスリーンがアングレ特使を怒らせてしまい、窮地に立たされた一同。謝罪の代わりに伝説の宝物「妖精の涙」を差し出すように言われ…。医学生遊馬が、幻の宝物を求めた先で見たものは…。古の謎を“現代法医学”で解き明かす、タイムスリップ・ミステリー!!
父親とヴィクトリアの為に、ということで今回はキャスリーンが頑張っていました。次期国王として今の自分がすべきことを考えて行動しようとする彼女の成長っぷりにジーンときた。あのはねっ返り娘がよくぞここまで成長した。ロデリックは国王としての立場があるから仕方ないけどキャスリーンに対して少しも冷たくないか?と思ったけど、きちんと次の一手を考えてたんですね。さすがだ。
妖精の涙の正体はなんだか拍子抜け。眼に良い食べ物、といったら確かにそれが思い浮かぶけど。アングレ王は思ったよりあっさり引き下がったなと。最後の遊馬とクリスの会話が好きです、この師弟関係微笑ましい。