インスタント・ビジョン 3分間の未来視宣告 (★★★★☆)

西暦2021年に発見された病“夢現譜症候群”。感染した人間は必ず“2029年12月31日”に3分間だけ意識が飛ばされる=“未来が視える”というその現象。14歳のレオはロンドン市内で無差別に人を斬り裂く未来を体験する。「どうして俺が殺人鬼なんだよ!?」絶望と共に未来視から戻ってきた彼にはある異能が目覚めていた―。3年後、Xデーが迫る中、ある少女がレオのもとに現れる。「あなたを殺しにきた」と告げながら。近未来SFバトル開幕!
主人公たちだけではなく、悪役のラビットも含めて魅力的なキャラばかりで面白かったです。自分がどうして殺人鬼になってしまうのか、理由もわからないのにそのせいで周囲から恐れられているレオが不憫…。だからこそ自分を慕ってくれるティアとの出会いはレオにとって癒しなんだろうなぁ。個人的にはリサも好きなので、レオが助けてくれないかなと期待することにします。
「ヒーローに勝ちたい」というラビットの欲望は悪役ながら胸が高鳴るような素敵な台詞でした。未来視の原理について知っているようですし近々再戦するんだろうな。続きが早く読みたいです。