- 作者: 河野裕
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/10/28
- メディア: 文庫
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階段島の仕組みや魔女についての様々な情報が浮き彫りになってきた第4巻。相変わらず言葉の言い回し綺麗ですが、その意味を推し量るのに時間がかかって読むのが遅くなる。今回は魔女である堀がメイン。魔女でいるには相手の魔女よりも幸せでなければならない、自分の理想が反映された階段島を守るためにも堀は幸せではなくてはいけない。そんな重圧に耐えている堀を攻撃する安達。彼女にはあまり良い印象は持ってなかったけど、真辺の言う通り悪い奴ではなかったんだなと。安達と堀はライバル同士だったんですね、そしてあの人が先代の魔女か…。
現状の階段島を壊したいと言っている真辺のことを考えると最後の展開は問題が山積みになりそう。どっちにしろ七草が助けるんだろうけど。そして大地には幸せになってほしい。