烏丸ルヴォワール (★★★★☆)

烏丸ルヴォワール (講談社文庫)

烏丸ルヴォワール (講談社文庫)

ルヴォワールシリーズ第2弾。前回の「丸田町〜」を読んだのが7〜8年ぐらい前の話なので内容をすっかり忘れてました。論語ってこんなキャラだっけ?覚えてたのは落花ぐらい。一目惚れをした女性を探すために裁判までして恋を成就させた、という大まかな内容は思い出した。その割りには論語と撫子はカップルっぽくないなぁ。
今回は流がメイン。サバサバした性格や容姿の裏に可愛いい女の子に対する劣等感も持っていて女の子らしい繊細な部分も合わせ持ったキャラだなと。落花や達也のように決して優れた龍師ではないけど、流は人が好きだから相手も流を好きになる、という才能も持っていてもっと自分に自信を持ってほしいですね。山月の正体はそういうことか…。達也と流の出会いの話が好きです、てっきり二人がくっつくと思ったらそっちにいくの…?鳥辺野さんも好きだけど。黄昏卿は好きになれないなぁ…、繰子が幸せになりそうで一安心。