■感想
平民出身を理由に新任帝国将官のへーゼン・ハイムは最前線に左遷されてしまうが、圧倒的実力で性悪部下や悪徳上官を矯正していき···。
主人公・へーゼンがとにかく己の道を行くタイプなので、上官であろうと無能なら容赦なしに踏み倒していくスタイルが爽快でした。ネチネチと意味のないことを延々と続けるモスピッツァの話をバッサリと切り込むへーゼンとの会話はまるでコント(笑)
レィ・ファが倒れた時にみせた冷静さに欠いたへーゼンはめずらしく人間くささが垣間見えて新鮮でした。数少ない常識人のロレンツォ大尉が癒やしだった···。へーゼンによって腐りきった国がどう改革されていくか今後の展開が楽しみ。